役員付き秘書として、会社が秘書に求めている役割とは?
役員付秘書は、役員などの経営陣にマンツーマンでつくことが多い秘書です。
一対一になる為、秘書の業務も幅広くなります。企業によっては、上司の代わりに業務を遂行することまで求められるエグゼクティブアシスタントと呼ばれる秘書の業務を行う事もあります。グループセクレタリーよりも求められる事が多くなります。
上司が外国人である場合でも日本人である場合でも語学力が必要とされている事が多くあります。上司が外国人である場合は、書くまででもないのですが、コミュニケーションは英語になるので、日常会話はもちろんビジネスレベルでもコミュニケーションがとれるような語学力が必要になります。
また、上司が日本人であっても今日本企業のほとんどは、海外へ投資を行っているなど、海外との接点があります。外資系企業などのやりとりなどをする場合に、英語が必要不可欠になります。
特に上司が英語の苦手な人の場合だと、上司にかわってサポートする必要も出てくることも考えられます。
個人付き秘書の場合は、上司の行動などを把握し、先回りして対応するなど、様々な状況や事態に応じて、臨機応変に対応する事が求められます。このようなスキルは、ある程度の秘書の経験をつまないと身に付きません。
優秀な個人付き秘書は、ある程度企業で秘書の経験を積んだあとに、正社員として企業の人材育成投資対象となり、快適に働く環境が保証されたエクゼクティブアシスタントとして働いている人もいます。