秘書アシスタント業務は、秘密の仕事?②
第2の理由には、既存概念を超えた業務を担っているので、表現する言葉が見つからないということです。
秘書は、補佐をさせていただく上司によって業務が異なります。ゆえに、秘書は現場で即時行動を取る、個々のタスクに焦点がいくとしたら、業務内容が無限大に広がる領域をカバーしていくユニークな職種となります。それをカバーできる用語(ネーミング)がなくなってきたのが原因かもしれません。
たとえば、「文書作成」といった定型業務を一例に出してもそうですが、上司によっては、パワーポイントでプレゼン資料作成を、紙やヴォイスメモで指示を送り、それにもとづいて秘書が作成をさせることを好む方もいますし、ご自身でパワーポイントを操作しながら、プレゼン資料作成をされる方もいます。
このように、上司の業務に対するポリシーによって、定型業務とされてきたものが崩れ始めてきています。